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彫金入門

玉台と溝台での成形

地金を半球(ドーム)状、または甲丸状に成形 するときは、王台および溝台を使います。 成形作業には、台のくほみの形に合った矢坊主を併せて使います。

1金属製の矢坊主。 直径15mmの半球を作りたいなら、地金を直径19mmの円形にカットして、直径20~23mmの半球状のくぼみから当てます。
きは、大きさだけで成形する地金の厚みも忘れず計算に入れてください。

地金を浅い半球で成形したら、続いてその緑を打ち伸ばし、半球を作っていきます。 そのためには、くぼみのサイズを小さくして地金を再度たたきます。


写真1:玉台

これで、先ほどより半球を深くすることができます。失坊主と半球の大きさが合わないこともあります。 砂袋や鉛のブロックを台にして大きな半球を作りたいとき、または、5裏当て用の革砂袋。 この間題を解決するには、円形の地金を王台(または砂袋または鉛のブロック)の上に置き、失坊主を地金の緑に沿ってたたき、1周したら少しずつ内側に移動して、半球の中心まで作業を進めていきます。


写真2:矢坊主

鉛のかけらが熱い地金に少しでも付着すると、あっという間に溶けて地金を焦がし、穴が開いて、作品が台無しになりかねません。 成形溝台の使い方は地金を成形するときに、矢坊主を横に寝かせて柄の部分を使う点が違います。

参考サイト:金属彫刻
溶かし網目模様

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