彫金講座

仕上げ磨き

仕上げ磨きをすると、金属の表面が滑らかになり、光を反射して輝くようになります。仕上げ磨きには、手作業で仕上げる方法と、各種のパフを取り付けた電動工具を使う方法 があります。


写真1:バフ作業

<手仕上げ>
目の細かい耐水サンドペーパーでの研磨が終了したら、次の作業にはいくつかの選択肢があります。 フェルトパフは、通常市販品を使いますが、自作もできます。およそ 240×24×6mmの木片を用意して、一方の端におよそ130×24mmの厚手のフェルトを巻き付けます。 柔らかいシヤモア革は、ブロック状またはパウダー状のきめ細かい研磨剤を塗り込みます。革に作品を強く こすり付けるようにして磨いたのち、清潔な布で研磨剤を拭き取ります。

<ハンドモーター>
小型ポイントを取り付けたハンドモーターは、細かい部分、または入り組んだ部分の仕上げ磨きに適します。


写真2:ハンドモーター

<バッファー>
バッファーにはアームが1~2本付いており、そこに各種のパフを取り付けることができます。アームの周囲に覆いがあり、覆いとアームと の間に十分な空間があって、パフ粉が外に散らばらないよう設計されている製品を使用してください。

写真3:バフ研磨機

参考サイト:玉台と溝台での成形
打ち出し加エ

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