彫金講座

エッチング

エッチングは、ジュエリーメイキングの中でさまざまな使い方があり、作業工程は短時間で、比較的簡単にできます。 エッチング液と呼ばれる酸性の溶液を使い、酸が直接触れた金属を腐蝕(溶解)させるというのが、この技法の原理です。 金属をエッチング液に浸したかに応じて、探さが変わってきます。

地金の表面に装飾を施したいだけなら、あまり腐蝕させる必要はないでしょう。 なければなりません。

<地金の前処理>
防蝕剤を塗る前に、耐水サンドペーパーなどを使い、地金を流水に当てながらきれいに洗います。 洗浄が不十分だと、エッチング液から取り出したときにニスがはがれてしまい、保護したいはずの部分が腐蝕液にさらされてしまいます。

絵柄を地金に転写するタイミングは、デザインの複雑さに応じて、洗浄の前か後になります。 デザインの場合は、パテまたは粘土を地金の表面に塗り、そこにデザインをトレースします。

耐水ペーパーによる前処理
写真1:耐水ペーパーによる前処理

<金属を腐食から守る(防蝕剤)>
防蝕剤とは、エッチング液の働きを阻止して地金の表面を保護する薬品です。
ニスを塗るときは、/トさめのスタンドで地金を固定し、表側のニスが乾いたら裏側を塗ります。 ときは、ニスが乾いてから、尖ったナイフなどで修正線を描き、余分なニスをそっとは取り除きます。

金属をエッチング液に入れるときは、必ずニスが完全に乾いていることを確認してください。 このワックスを容器に溶かし入れ、地金を温めてこのワックスに浸すと、ワックスの薄い均一な層が地金にコートされます。 ワックスとアスファルトと松ヤニなどの混合物であるこのグランドは、スポンジか薄手の布に含ませて、温めた地金に塗り、ローラーで広げます。 地金の側面と裏面に、通常の「止め」ニスを塗ります。

<フォトエッチング>
フォトエッチングとは、感光性の金属を使い「フォトレジスト」を作り、そこに絵柄などをプリントしてから適切なエッチング液で腐食させる技術です。

参考サイト:金属彫刻
玉台と溝台での成形

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