彫金用語集

彫金用語集 - た行

ツメ留め
ツメ状の地金で、宝石を留める方法。 

ツヤ消し
金属などの表面を、光沢を出さずに、曇った状態に仕上げる方法。

テーパー・バゲット・カット
細い台形をしたカット形式。

テーブルカット
ダイアモンドの最も古いカットの1つで、正八面体の原石の先端の1つを水平にカットしたもの。15世紀には既に存在し17世紀にローズカットがあみ出されるまでは、最も広く用いられていた。

トゥーファキャスト
インディアンジュエリーにおけるキャスト方法の1つで、サンドキャストから新化して砂の代わりに軽石を使う方法。軽石を削って型を作り、そこへ溶かした銀を流し込む。軽石の表面の気泡が銀表面に残りザラザラとした独特の風合いが生まれる。強度的には複製は2~3個が限界。

トゥリング
トゥと言うのは、英語で「toe」と書き、足の指にするリングです。フリーサイズなのでどの指にも装着することができ、男女問わず人気で当店でも石付きなど数多くご紹介しております。 

ドッグカラーネックレス
首輪の一種で首の付け根から下にデザインが広がるものではなく、首そのものを垂直に飾る形式のもの。一見、犬の首輪の様だった事からこの名がついた。

トップ
ペンダントで胸にぶら下げるメインパーツの事。ペンダントトップ、ペンダントヘッドともいう。 

トライバル
燃え上がる炎みたいな模様の事です。もともとトライバルとは、東南アジアのボルネオ諸島などで古くから伝わる刺青の文様の事で、トライバルタトゥーというものです。世界各地の民族、部族により、独特の絵柄とスタイルが伝承され受け継がれています。トライバルタトゥーの図柄には蛇、龍、鯉、熊などもあります。これらをモチーフとして、現代のトライバルデザインとなっています。 

ドラゴン
リアルな質感が人気のドラゴン。最近はタトゥーのデザインなどにも幅広く使われています。

トリートメント
宝石本来の性質を無視した人工的な処理。「処理石」。加熱、含浸、充填、着色(染色)、コーティング(ペインティング)、放射線照射、表面拡散。

トリリアントカット
3角形をしたカット形式。

トレンブラン
花の付いた小枝などのデザインで、花の部分の下に小さなバネを仕掛けて身に付けた人が動くにつれ、その部分だけがデリケートに震えるような仕掛けをしたもの。

トロイオンス
金の重量単位。1トロイオンス=31.1035g

とんぼ玉
ガラスビーズの飾り玉の総称。基本的な工程は、金太郎アメの手法で切断面に同じ柄がでる材料をつくり、それを本体となるビーズの表面に張り付けていって最期には球体になじませる。多種多様な工程で色々な種類のとんぼ玉が作られる。とんぼ玉の歴史は紀元前にさかのぼり世界的に各地で様々な模様や作り方で作られている。 

取り巻き
中石のまわりを、メレで取り囲んだデザイン。

出目
分析で抽出した地金の目方をいう。

台金
金張りの台になる補助卑金属をいう。

誕生石
一年12ヶ月の各月にはそれぞれう生まれてきた人幸運をもたらされると考えられています。誕生石は各地方、伝統によって異なります。

鋳造
ワックスを原型にして金属の製品を作ること。この場合、原型には湯道と呼ばれる湯を注ぎ込む棒状のものを付けておく。原型ができたら容器の中へ入れ石膏で満たす。その容器ごと電気釜で熱すると埋め込んだワックス原型が溶けてなくなる。最終的には石膏の型ができそこへ溶けた金属を流し込んで完成する。さらに、できあがった金属を金型としゴム型で同じ物を複数制作する場合にも用いられる。主に大量生産品に多く用いられる制作方法。


宝石を留めている部分。

天然石
天然産の鉱物で一定の化学組成をもつ無機質で、規則的な結晶構造をもつものやこはく(アンバー)、真珠(パール)などの有機質のものとがあります。

付目
品物に使われている地金の量。「この指輪の付目は10gです。」などという。

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